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ソニー子ども科学教育プログラム奨励校賞受賞


 本校、宮澤和孝教諭が応募した研究論文が、「ソニー子ども科学教育プログラム」の奨励校賞を獲得し、6日にソニーシティ大崎で贈呈されました。「科学が好きな子どもを育てる」のテーマのもと、「日常生活を関連付け、理科の有用性を高めることができる、生徒の育成を目指して」の研究論文が高く評価され、見事受賞を果たしました。今後は、研究の成果とソニー財団から贈呈された機器を生徒の学習のために幅広く役立てていきたいと思います。

 

「ソニー子ども科学教育プログラム」審査講評

この度は、本プログラムにご応募いただきありがとうございます。
貴校は、新学習指導要領が目指すものを踏まえ、理科の有効性を実感することに的を絞り「日常生活を関連付け、理科の有効性を高めることができる、生徒の育成を目指して」を研究テーマとして取り組まれました。本取組のKeyとなる語句や、目指す生徒像を丁寧に説明されたうえで、手立て、構造図を分かりやすく示していただきました。
目指す生徒像と対応付けた4つの実践が示されており明確な意図をもって各手立てが講じられていることが理解できました。授業時間の確保や生徒の多様な考えに基づく実験の準備等の問題を解決しながら探究的な授業を実施し、探求する力の育成はもちろんのこと、実感を伴った理解とその理解に基づいて学んだことを役立てようとする姿勢を涵養することに取り組んでいる点が貴校の大きな特徴となっています。その一方で、目指す生徒像に向けた生徒への働きかけが、時に教師主導のように働いてしまう場面もあるように感じました。本文中で述べられているように、生徒の姿から十分に成長していない点があることを真摯に受け止められ、改善すべき点を模索されておられることから、今後は少し生徒の成長を待つ方向で取り組まれるものと感じました。
成果と課題について、本論文に記載された実践のどの部分と対応するか、また、それらの課題と実践計画がどのように対応するかをもう少し整理して明確に示すことで、貴校の取組の良さがより分かりやすくなると思います。
計画として示された授業の展開案をもとに着実に実践に取り組まれることと思います。その結果を論文としてまとめ、来年度もご応募いただけることを心よりお待ちしております。